キャラクター No.6 -愛に生きた男-

シンシン[しん]  from 北斗の拳

愛に生きる星、殉星を持つシン。最初は誰が見ても極悪人に映ります。
しかし話を読み進むにつれてきっとその認識は少なからず変わるでしょう。
ユリアへの愛に関してはケンシロウやラオウ以上かも知れません。

プロファイル
キャラ関係
必殺技
主な戦績
強さ
ベストバウト
恋愛
名言集

その後予想
ケンシロウの語り
コラム

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■シンのプロファイル

殉星のシン 199X年世界は核の炎に包まれ世は暴力が支配する弱肉強食の世界が舞台の北斗の拳。初登場時シンは関東一円を制圧するKINGとして登場します。やりたい放題悪のかぎりを尽くしていました。手下のハート、スペード、クラブ、ダイヤを使い人を人とも思わない殺戮を行っていました。そしてケンシロウを半殺しにし(シンは死んだと思っていたようだ)、ケンシロウからからユリアを無理矢理奪い、あの有名な七つの傷をつけました。その後ユリアのためにサザンクロスという巨大な町を作り世を支配していました。
 やがて生きていたケンシロウにサザンクロスに乗り込まれ対決します。この時ユリアを取り返すためにやって来たケンシロウの執念を立つためにユリア(の人形でした)を殺しました。これによって逆にケンシロウが怒り狂い殺されます。ここまでは誰がどう見ても極悪人に見えました。
 後にシンについてについて色々な事実が発覚します。ユリアを強奪したのはジャギにそそのかされたからということ、ラオウからユリアを守るため自らユリアを殺したように見せるなど…
 シンの今までしてきたことはどうやっても取り返しがつくことではありません。しかしかれは根っからの悪人ではないのです。北斗の拳を読んだ方ならそれがわかると思います。(悪いのはすべてジャギです。ジャギが最も悪人です!!)

■シンのキャラ関係

ケンシロウ
ユリアの恋人にして北斗神拳伝承者。修業時代からシンとはライバル関係で、常にシンがリードしていたようだ。しかしユリアを奪われたことでケンシロウが怒り、シンは敗れる。
ユリア
シンが愛していた女性。シンだけでなくケンシロウ、ラオウ、トキもユリアに対して愛情を持っていた。実は南斗六聖拳の最後の将でもある。
ハート
シンの手下1号。やたらと巨大なデブである。ゴム質の脂肪を持っておりあらゆる拳法を弾き返す。ケンシロウにブタ呼ばわりされ、北斗柔破斬でやぶれる。死にセリフはかの有名な「ひでぶ」。
スペード、クラブ、ダイヤ
シンの手下2号、3号、4号。それぞれケンシロウにあっという間に殺される。自分より弱いものには強い。
ジャギ
シンを悪の道に誘い込み、ケンシロウに向かわせた張本人。ケンシロウに秘孔をつかれひどい顔になっているので常にヘルメットで顔を隠している。素顔をみたものは殺されるようだ。極悪人。
南斗五車星
飛び降り自殺しようとしたユリアを救う。後にユリアをかくまう。海のリハク、山のフドウ、雲のジュウザ、炎のシュレン、風のヒューイの5名。

■シンの必殺技

南斗弧鷲拳(なんとこしゅうけん)
シンの流派で南斗六聖拳のひとつ。登場時には語られなかったが、後に語られる。多くは語られていないので詳細は不明。
南斗獄屠拳南斗獄屠拳(なんとごくとけん)
ケンシロウからユリアを奪ったシンの唯一名前のある必殺技。ケンシロウの四肢の関節をかっ切った。拳と言っているがどうみても蹴りに見えるのは私だけでしょうか?
外部からの突きいれ
北斗神拳は秘孔を突き内部からの破壊を極意としているが、南斗聖拳は外部から突きいれすべてを破壊する。これは必殺技というか攻撃方法ですが。

■シンの主な戦績 ケンシロウ戦のみ

対ケンシロウ リュウケンの墓? ※一年前。ユリアを奪う
対ケンシロウ × サザンクロス ※199X年

■シンの強さ

怒りのシン でてきてすぐにケンシロウに負けてしまい、あまりかたられていないので正直よく分かりませんが、あんまり強くないような気がします。ケンシロウと共にリュウケンの元で修行していたようですが、その時はケンシロウを完全にリードしていたようです。リュウケンの死後は好き勝手にやり、ケンシロウに無理矢理決闘を挑み(ジャギが仕組んだんですが)勝ちました。そしてユリアを無理矢理に連れて行ったのです。
 その一年後。復讐者となったケンシロウにシンは敗れてしまいます。しかも圧倒的な強さを見せつけられて。ケンシロウに自分がユリアを殺したように見せかけて、怒ったケンシロウに殺されたシン。シンが弱くなったのではなく、ケンシロウが圧倒的な執念で強くなったといったところでしょうか。

■シンのベストバウト 対ケンシロウ

 ケンシロウとしか戦っていないのでこれしかありません。まず手始めにハートをケンシロウに向かわせるシン。これは相手の実力のほどをはかるためだったんでしょうか。あっという間にハートを倒すケンシロウ。
 ケンシロウと対峙するシン。昔と違い圧倒的な強さを見せつけるケンシロウ。
「今のおれにはおまえなど敵ではないやめておけ」
 このセリフからもケンシロウの自信がうかがえます。シンが向かわせたのか背後から迫る悪党も暗殺者ケンシロウの前には意味がありません。ケンシロウの執念がユリアだと知ったシンはユリアを殺します(人形でしたが)。しかしこの行為がかえってケンシロウの怒りに火を注ぎます。
「シン てめえは殺す!」
 ケンシロウの怒りの拳がシンのガードをぶち破ります。シンはケンシロウの無数の拳を喰らいシンは敗れてしまいました(この技名は漫画誌上では語られませんでしたがアニメでは「北斗十字斬」と呼称されていました)。
 死の間際にユリアの本当のことを語るシン。そしてシンは自らビルから飛び降り命を絶つのでした。その後シンを墓に入れてやるケンシロウ。バットに「なぜそんな男に墓を作ってやるんだよ?」と問われるケンシロウ。するとそんなバットにケンシロウは「おなじ女を愛した男だから」と答えたのでした。

■シンの恋愛 ユリアへの愛

ユリアを抱くシン ユリアを愛していたようです。ジャギにそそのかされその愛情が違う方向に向かってしまい、ああいう形になってしまったのだと思います。ここまで見た限りでは二人の愛を引き裂いた最悪のキャラクターだと思われるでしょう。いくらジャギにそそのかされたとはいえ、無理矢理二人の仲を引き裂くのはよくありません。しかしそのあとの話は少し違っているのです。
 ユリアと共に旅をしていた頃はシンは無茶な殺戮を繰り返し、ユリアは自分のために罪のない人が死ぬのを拒んでいました。シンにはそのことが分かっていません。そしてユリアはシンの行動がすべて自分のためにやっているのだと悟り、自ら命を絶つのです。しかしこの時ユリアは南斗五車星の手により一命を取り留めていました。
 ユリアに近づくは狂える暴凶星ラオウ。知っての通りラオウは拳王を名乗るほど強大な存在です。それにユリアが心を開かねば殺してしまうような性格です。そのラオウから守るため五車星はユリアを迎えに来ていたのでした。シンは思案の末、自らユリア殺しの悪名をかぶることとしたのです。
 これによってラオウはユリアを追うのをやめ、それと同時にケンシロウと対決することになったのです。
 南斗六聖拳のなかで愛に生きる星、殉星を持ったシン。その愛の強さは誰よりも大きかったのかも知れません。 

■シンの名言集

おまえとおれには致命的な違いがある。それは欲望…執念だ
シンの圧倒的なユリアへの執念に負けるケンシロウ。このときのケンシロウの怒りがシンを倒す原動力となった。
女の心がわりはおそろしいのぉ!!女の心がわりはおそろしいのぉ!!
ユリアに無理矢理自分への愛を誓わせたシン。その時ケンシロウを足で踏みつけながら放ったセリフがこれです。かなり悪いヤツです。
おれが欲しかったものはたったひとつ ユリアだ!
他のものは何もいらないといいはなったシン。彼のユリアへの愛が読みとれます。
おれはおまえの拳法では死なん!!
ケンシロウに倒されるという事実がよほど嫌だったのかよくわかりませんが、シンはユリアと同じようにして自らの命を絶ちました。
ユリア殺しの悪名あえてかぶろう!!
ユリアへの愛ゆえにシンは敢えて悪になったのです。

■シンの謎

ケンシロウにつけた七つの傷はなぜ北斗七星なのか?
北斗七星は死をつかさどる星。それになぞらえて北斗七星の様につけたのだと思っています。
シンはハートに勝てるのか?
あらゆる拳法を弾き返すハートの体。ならばシンの拳は効くのでしょうか。答えはイエス。外部からの破壊を極意とする南斗聖拳にはハートの体などただの脂肪なのです。

■シンのその後の予想

 死んでしまいました。

■ケンシロウ、シンを語る

ケンシロウ おれとやつは師父リュウケンのもとで修行していた頃からのライバルだった。それと同時にユリアのことも愛していたようだな。リュウケンの死後おれはユリアを共に旅立つことにした。その時目の前に現れたのがおまえだった。きさまはおれからユリアを奪い、去っていった。このことがおれをいっそう強くする一因のもなったのだ。
 おまえの作ったサザンクロスでおまえの再会したときはおれの怒りはすでに爆発寸前だったがおまえがユリアを殺したように見えて、おれはその時今まで生きてきた中で一番怒りを憶えたものだ。
 しかし後にジャギからおまえのことを聞いて認識が変わった。すまぬ。許してくれ。血がつながってないとはいえおれの兄がしたことを。憎むべきはジャギ!やつにはおまえの恨みもはらしておいた。安心して眠れシンよ。

■コラム シンの見方

 最初に登場したときはKINGをなのり悪役全開だったシン。このころみた誰もが「コイツは悪役だ」と思ったはずです。きっとあなたもそうでしょう。しかしこの見解は物語を読み進むにつれきっと変わっていくはずです。まず見方が変わるのはジャギがでてきたところ。ここでシンはジャギにそそのかされケンシロウとユリアを襲ったことが発覚します。ここで基本的には悪人ではなかったとわかります。
 次にシンへの認識が変わる場面はユリアが五車星最後の将と分かったときです。シンはユリアのことを第一に思い、五車星にユリアを託します。ここでシンの持つ殉星の意味が分かった気がします。
 彼がしてきたことは悪いことには違いありません。しかしそれはすべてユリアのことを想ってからこそなのです。少し方向がずれてしまったのです。彼は本当は悪い奴ではないのです!